iPadで自分たちで作ったゲームをみんなで遊び合っているジュニアコースの子どもたち

大阪西区・京都桂川のプログラミング教室
ITえき塾 塾長の一階(いっかい)です。

お母様方の質問に答えるシリーズで、
「ゲームを作ってるのと、ゲームを遊んでいるのと、何が違うんですか?」
というご質問にお答えしてまいります。

当プログラミング教室でも、
教材として良く使う「ゲーム作り」。
お母様からしたら、
一度は感じる疑問でしょう。

連載?で6回目まで来ました。
あと一息です。(笑)
もう少しお付き合い願います。

過去の投稿はこちら。
ゲームを「遊ぶ」と「作る」で何が違う?(1) 主体性
ゲームを「遊ぶ」と「作る」で何が違う?(2) 創造力
ゲームを「遊ぶ」と「作る」で何が違う?(3) 問題解決力
ゲームを「遊ぶ」と「作る」で何が違う?(4) 実行力
ゲームを「遊ぶ」と「作る」で何が違う?(5) 表現力

自己肯定感が半端ない!

開催中のワールドカップにもちなんで、
見出しもつけてみました。(笑)
(決勝トーナメント、残念でした!)

「これだけのものを自分が作った!」
「自分のアイディアが形になった!」
「人に遊んで、楽しんでもらえた!」
という充実感。

もちろん、ゲームを遊ぶ方だって、
クリアしたり、高得点を出したり、
早解きをしたり…、と
充実感はありますが、
自己肯定感とまでは行かないでしょう。

ゲーム作りも、
簡単にできるものもありますが、
それなりに遊べるゲームを、
しかも、デモ画面や効果音なども
一通り入れてとなると、
まとまった時間が必要となります。
ある程度の構想力も必要です。

おまけに、「ゲーム」ですから、
実際に家族や友達に、
遊んでもらって、
楽しんでもらえるわけですからね!
上手くねらって作ったところを、
楽しんでもらえた日には、
もう、さいっこう!の喜びですね(^^)

ご両親の驚きが、最高の承認!

また、忘れてはならないのが、
「ご両親の驚き」です。
「これ、あんたが作ったん!?!」
「こんなん、作れるの?!」
などなど、
大阪の教室でも、京都の教室でも、
お父さん、お母さん方の驚き方が、
半端ない!わけです。

子どもさんの宿題や、
子どもさんの作ったものを、
親御さんがご覧になるとき、
想定外のものを見せられること、
ってそんなにないわけですよね。

なにせ、「かつて通った道」。
しかも、幼い子どもさんのことですから、
人生の先輩として、
「このくらいのことに、
今、チャレンジしてるんだな」と、
ほほえましい気持ちだったり、
「ここまで考えるのは、
まだ難しいか…」と、
加減して受け答えしたり。

ところが!!
多くのお父さん、お母さんは、
プログラミングのことは、
ほとんど体験がないわけです!
未体験ゾーンで、想像もつかないものを
目の当たりにすることになり、
素で驚く姿を、しばしば拝見します。

その時の、子どもさんの
得意げな笑顔と言ったら、もう!!(^^)
ご両親の驚きが、
自らの成長を認めるサインだと、
子どもさん自身はよ~く感じ取っているわけです。
そして、これは教師冥利の瞬間でもあります。

こうした感覚は「ゲームを遊ぶ」方では、
なかなかそこまではありませんよね。
ゲームを最後までクリアした
「達成感」や「優越感」はある程度あるでしょうが…。
逆に、下手したら喪失感や虚しさを
感じるときすらありますから。
宿題や試験勉強をしないといけないのに、
ずるずる長い時間ゲームをしてしまった後とか…。
あんまり思い出したくない自分の経験ですね(苦笑)。

自己肯定感が子どもを育む、強くする

自分でも満足のいくものを作る、
それをご両親を含め他の人に褒めてもらえる。
こうした経験を積み重ねることで、
子どもさんに自信が湧いてきます。
「自分はこれだけのことができだんだ」と。
それが、次の課題に挑むエネルギーへと
繋がっていきます。

数ある「成功体験」の中でも、
上質のものから感じるのが、
自己肯定感ではないでしょうか。

成功もして、
失敗もして、
その失敗を乗り越えて、成功して、
を繰り返して、
自己肯定感を醸造し、
大きな課題や目標を、
周りの人たちとともに達成する。
そして「さらに大きな自己肯定感」を得る。

当プログラミング教室を、
そんな大きな良いサイクルが
回る場にしてまいります。

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