Scratchでシューティングゲームのプログラムを作っている小学生の男の子2人

大阪西区・京都桂川のプログラミング教室
ITえき塾 塾長の一階(いっかい)です。

プログラミング教室にお越しになる
お母様からこんな相談を
ときどきいただきます。

「うちの子はほかの子と
コミュニケーションを
とるのが苦手で…」
「うちの子はじっと
聞いていることが
できなくて…」

でも、当プログラミング教室で、
実際に体験授業が始まったり、
通い始めたりすると、
こんなご心配が杞憂であることが
ご理解いただけます。
今回は、そんなお話です。

コミュニケーションって難しい?

就職活動でも、
企業側から求められる能力、
として上位に名を連ねる
「コミュニケーション」
改めて、どんな能力?
って考えると、
何ができたらいいのか、
ぱっと説明するのは
難しいんじゃないかと
思います。

日本語の文法の能力も
語彙も必要です。
論理的に説明する力も、
その場の雰囲気に合わせて
行動したり話したりする
力も求められます。
共通する話題を知っていたり、
見つけ出したりが
必要な場合もありそうですね。

他にもいろいろあるのですが、
当然、これらすべての力が、
子どものころから
求められるわけではないでしょう。
逆に、空気を読める子どもさんが
いたら、すごすぎ!(笑)
大人でも難しい部分もありますから(汗)。

子どものころから、
必要とされる
コミュニケーション能力
といったら、ぜいぜい、
挨拶ができる、
相手の話を聴くことができる、
簡単な質問に答えられる、
自己紹介ができる、
友達と何気ない話ができる、
礼儀正しく振る舞える、
はきはきと話しができる、
といったくらいのことですよね。
もちろん、いくらかの例外は
ありそうですが。

でもこれ、そこまで難しいことでしょうか?

確かに、人見知りしたり、
初めての人に話しかけづらかったり
することはよくあることでしょう。
でも、それって、
長い目で見ると、
どう振る舞ったらいいのかが
分からないか、実際にやった経験が
少ないだけではないでしょうか?

大人だって、初めての場所だったり、
どうするのか予備知識がなかったら、
不安ですよね?
戸惑いますよね?
程度の差こそあれ、
同じことだと思うんです。

逆に「コミュニケーションが上手」
と言われるような子どもさんは、
これまでにも、初対面の子どもさんに
話しかけて、うまくいった
「成功体験が多い」
だけではないでしょうか?
それだけの蓄積があるから、
「こうやってたら、
こんかいも仲良くなれるはず!」
と振る舞えているんだと思います。

「じゃあ、最初にどこで
その経験を積めばいいの?」
はい、そこが一番
大切なところですよね。

好きなことから世界を拡げる

子どもさんは好奇心の塊ですが、
その方向性にはムラがあります。

小さな子どもさんが、
公園ででほかの子どもさんを
見つけたとき、
仲良くなりやすいのは
「共通点があったとき」
です。

自分が大好きな砂場で遊んでいる、
自分の好きなキャラクターの
グッズを持っている。
などなど。
共通点があれば、
話しかけよう、って
エネルギーもわいてきますよね!
いや、無意識のうちに、
声をかけてしまっている
ことすらあるかもしれません。
逆に、自分の好きなことに
興味を持ってもらえると
嬉しいですよね♪

スポーツが得意な子どもさんなら
そのスポーツを通じて、
本を読むのが好きな子どもさんなら、
好きな本を通じて、
などなど、
自分が好きなことや
興味のあることから、
話がつながる経験・
ぐっと距離が縮まる経験を
することができるでしょう。

逆に、共通点もなければ、
「仲良くなりたい」という
気持ちも起こりにくいですし、
話も手探りですよね。

「授業を聴くことができない」
というご相談もありますが、
どうしても興味を持てないことに
集中するのは難しいもの。
別のものに気が行ってしまうのも、
無理からぬ部分もあるのでは
ないでしょうか?
もちろん、
授業を聴かないことを
是とするつもりは全くありませんが、
「興味の持たせ方」こそが、
改善のポイントだと考えます。

プログラミング教室からつながる

と、ここまで書けば、
当プログラミング教室の様子も、
勘のいい方は、お気づきのことでしょう。

何せ、子どもさんが興味を持つ、
コンピュータや
プログラムや
ゲーム作りや
ドローンなどを
やるものですから、
子どもさんたちは
興味津々で授業を聴きます。
まさに、これをやりたいんです!
って感じです(笑)

「自分の好きなようにやって、
話を聴かない子もいるのでは?」
はい、体験授業や
入塾して最初のころは、
熱中するあまり、
こちらの声が耳に入らない
こともあります。
こちらも、その状態を
注意(というか声掛け)は
しますが、従わなくても、
そのまま自由にさせておきます。
で、しばらく経つと
周りの子どもさんたちが
先に進んでしまっていて、
「もっと面白いこと」を
しているわけです。
結局「先生、教えて」と
なるわけですから、
その時に
「ちゃんと大切なことを
説明するときは言うから、
聴きや~!」
と向き合って諭します。
まぁ、こんなやり取りを
2, 3回すれば、
すぐにこちらの説明に
真正面を向いて
聴くようになりますね。

「別に先生の言うことは
聞かなくてもいい」
という負の習慣が身について
しまっている子どもさんでも、
上記の流れは同じです。
何せ、こちらは、
子どもさんが一番勉強したい
ところを教える先生ですから。(笑)

おまけに、
プログラミングのやり方や、
物事の考え方の基本を
きちんと身につけないと、
ちょっとレベルが上がったものを
作ろうとすると、
途中でぐちゃぐちゃに
なってしまうんですね。

やはり基本が大切です。
言うことをすぐに
聞かなくてもいいんです。
それで失敗をすれば、
また聴く耳を持ちます。
それくらいの子どもさんの方が、
指示待ち人間にならなくて
良いとすら思います。
そうしたことを
繰り返していくうちに、
こちらのアドバイスが
「転ばぬ先の杖」に
なっていることに気づき、
さらに真摯に耳を傾ける。
これが、教師と生徒の関係だと
考えます。

こうして、
お互い真摯に向き合っていけば、
こちらは、逆に
「教えてちゃん」に育たないよう、
手取り足取り教えず、
考える問いかけを投げ返して、
ヒントやきっかけを作り出すことに
意を砕いていけばよいわけです。

技術的なことだけではなく、
挨拶や礼儀も、
うちのプログラミング教室は
「口うるさく」
言いますが(笑)
同じような感じですね。
(まぁ、当プログラミング教室は、
だいぶ厳しい方だと思いますが)
なぜ必要なのか、
どうしたらお互い気持ちよいか、
を突き詰めていけば、
自然にしみこんでいきます。
向かい合っていれば、
受け止めるものです。

仲間同士教え合ったり、
意見やアイディアを出し合ったり
冗談を言い合ったり、
度が過ぎるところは改めたり、
も同じですね。
塾生同士、本当に、
すぐ仲良くなります♪

自分が好きで楽しいことだからこそ、
同じ興味を持つ友達と
響き合う。
だから、
つながりたい、
仲良くなりたい
と思う。
自然に仲良くなる。

これが成功体験の
積み重ねだと考えますが、
いかがでしょうか?

こうした経験から、
プログラミングの周りにある
5教科の勉強や、
現実世界に興味を拡げつつ、
プログラミング以外でも
友達の輪を拡げるていって
ほしいものです。

もっとも、ITの世界だけでも、
どんどん拡がっていくから、
そこもたいへんなんですけどね。

とにかく!
こうした
「ありがたいお役目」を
全うできるよう、
こちらも、業界研究、
教材研究、教師磨きに
励みます。

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