Society5.0(ソサエティ・ゴーテンゼロ)に向けた人材育成by文部科学省 のタイトルのロゴ

大阪西区・京都桂川のプログラミング教室
ITえき塾 塾長の一階(いっかい)です。

『ゲームを「遊ぶ」と「作る」で何が違う?』
というお母様方の質問に答えるシリーズが
継続中ですが、
お耳に入れたい情報が舞い込んでいたので、
シリーズを中断して(笑)
お知らせします。

文部科学省が日本の人材育成指針を発表!

文部科学省のロゴ

 

 

先週の6月5日、
文部科学省のウェブページで、
新しい人材像についての
重要発表がなされました!

その名も、
Society5.0に向けた人材育成 〜社会が変わる、学びが変わる〜
なんでも、林 芳正文部科学大臣の下、
昨年11月から有識者も含めて、
議論をすすめ、この度まとめられたものだそうです。

Society5.0(ソサエティ・ゴー・テン・ゼロ)
というのは、日本政府が作った造語。

  1. 狩猟社会(Society 1.0)
  2. 農耕社会(Society 2.0)
  3. 工業社会(Society 3.0)
  4. 情報社会(Society 4.0)←今

と進んできて、今度は

「超スマート社会(Society 5.0)」

になると。
我が国が目指すべき未来社会の姿として、
日本の内閣府が、提唱しました。
分かりやすく、一言で言うなら、
「AIによって、なんでも便利になり、
リアルとヴァーチャルもつながっていく、
SFのような社会」
でしょうか。

政府広報が、今年のお正月にも
動画を公表して、
いろいろ広めようとされていますね。
この動画は、当プログラミング教室のブログでも
何度も取り上げてきています。
「ソサエティ5.0」
実際のところ、周りの人たちに聞いてみても、
ほとんど知らないというのが現状ですが…。

経済産業省からも、
先々週の5月30日に、
「新産業構造ビジョン」
が発表され、その中で、
今求められることとして、
ソサエティ5.0が打ち出されています。

「SFのような社会が来たとき、
どんな教育をしていくと良いのか?」
ということですね。

内閣府が先頭となって旗を振り、
政府広報、総務省、経済産業省が
それに続く中、
文部科学省もいよいよ
方向性をまとめてきたということですね。

ソサエティ5.0を目指すために?!

今回は速報なので、
ざっと、ポイントだけ抽出して並べてみます。
結構、ざっと見ただけでは分かりにくいですね。

中身をよく読んで、
またこのブログで
分かりやすいまとめを
報告していきますね。

「学びのありかたの変革」

取り組むべき政策の方向性

  1. 公正に個別最適化された学びの実現
  2. 基盤的な学力や情報活用能力の習得
  3. 大学等における文理分断からの脱却

具体的な施策

  • 医療で用いるカルテのような個人個人の学習の内容を蓄積していく「スタディ・ログ」から見えてくる自分自身にあった学びとして「学びのポートフォリオ」を活用する
  • 異年齢・異学年の協働学習を実施していくためにパイロット事業(試験事業)を行う
  • EdTech(エドテック:Education×Technology)と呼ばれる教育における様々な新しいテクノロジーを活用した教育の質の向上

これからなすべきこと

この文部科学省の方針発表の中では、
「さらに検討を進め、
速やかに進められるものについては、
平成31年度概算要求に必要な内容を盛り込むなど、
順次具体化を進めていく」
とされています。

文部科学省では、2020年(平成換算で32年)から、
「プログラミングの義務教育化」を含めた
教育改革が実施予定ですね。
他にも、小学校での「新学習指導要領」
「大学入学共通テスト」の実施が予定されます。

ですので、またいろいろ変化が
起きていきますね。
正直、2020年の
「プログラミング教育の義務教育化」
だけでは心もとないところがあったので、
方向性としては歓迎ですね。
小学校・中学校・高校・大学の教育に
どれくらいかかわるのかは書かれていませんが、
「個人の教育カルテ」や
「異年齢・異学年の協働学習」といった
言葉があるだけに、
学校教育を前提にした施策は
出てくるのでしょうね。
現場はたいへんそうです。

我々も、大阪・京都で小学生・中学生・高校生の
子どもたちを教えていくうえで、
必要な社会の流れ、日本の方向性を見極め、
将来、子どもたちがより安心して輝くよう、
学校をサポートする立場として、
調査と教育活動を行ってまいります。

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