iPadを使ってScratch Jrで作品を作っているところ

大阪西区・京都桂川のプログラミング教室
ITえき塾 塾長の一階(いっかい)です。

今年、2018年の1月から、
大阪肥後橋 教室で開始した、
幼稚園(5歳)~小学低学年対象の
ジュニアコースのお話の続編です。
プログラミング教室でハキハキ!元気に!

自由にできるプログラミング教室?

当プログラミング教室に通い始めて、
2ヶ月の間に
「元気に発表できるようになった」
というTくん、
実はそのお言葉と一緒に、
Tくんと、Tくんのお母様より、
もう1つのご感想をいただいたのでした。

「自由にプログラミングできるので楽しい」

なんでもTくんは以前に
他のロボット教室に通っていたことが
あったそうなんです。
その時は、
「言われたとおりに組み立てていく」
ばかりだったとのこと。
うちのプログラミング教室では、
「自由に、好きなように」
作品を作れるので、楽しい!
ということでした。

このご感想を伺った時、
正直な話、私は
「意外」でした。
だって、自分で
「細かいこと、結構言ってるよな~」
って自覚してましたから(苦笑)。

小学高学年以上が対象となる
「スタンダード」コースより、
幼稚園(5歳)から小学低学年が
対象の「ジュニア」コースの方が、
より「自由な発想で作る」を
意識しているのは確かです。
そりゃ、年齢が幼いわけですから、
技術的なレベルは
相対的に下がりますし、
抽象的なことは伝わりづらいです。

でも、大切な基本のところは
しっかりと押さえなければ
成長していきませんし、
「課題を踏まえる」ことを
ある程度徹底しなきゃ、
野放し状態!になってしまいます(苦笑)。

子どもの創作活動を
極力妨げない範囲で
「こうるさいこと」
いやいや
「大切なこと」を
言っているわけですね。

逆に、子どもさんにとっては
「慣れない」道具を
使いながらの創作になるので、
「引き出す」という
サポートが必要になるのも
「ジュニア」コースの特徴です。
「船を動かしたい」と思っても、
色鉛筆やクレヨンで描くようには、
タブレットでは思うような
描画ができません。
どう表現したいのかを
引き出しながら、
操作を教えていく形になります。

でも、逆に操作ミスや、偶然から
思いもしない素敵なアイディアが
出るのも楽しいところです。
笑ったり、驚いたりしながら、
お絵かきやプログラミングを
しているのが現状です。

自由な発想と守るべき基本のはざまで

というような裏事情(苦笑)
があったので、
「自由にプログラミング」という
お言葉をいただいたときに、
「意外」だったのでした。

と同時に
「自由にと感じて、楽しんでもらえてるんや!」
ということで、
これ以上のないお褒めの言葉でした。
本当にうれしく、ありがたかったです。

突き詰めれば、
「細かく基本を守ることは大切で、
それは楽しく自由に創作をするのに必要なことだ」
と、子どもさんが受け取ってくれている、
ということですから。

まぁ、あれくらいの
「大切なこと(基本)」の
指導は、大丈夫な範囲、
ということで(笑)

プログラミング教室でハキハキ!元気に!での
発表にしても、あいさつにしても、
徹底した指導はしているわけです。
自由に発想する領域と、
約束事や基本をまもる領域
バランスをとって、
共に両立していく大切さを
改めて感じさせられました。

また、この2つの領域の
「境界線」を教えることも、また、
我々に課せられた、
大切な使命です。
教師としても、先輩の大人としても。

我々が、その境界線をはっきりと持ち、
凛と行動して範を見せることが、
基本中の基本と、理解しています。

やってみて、
言ってきかせて、
させてみて、
褒めてやらねば、
人は動かじ
(山本五十六氏)

口で言ったり、言葉で書いたりするほどに、
それは簡単なことではなく、
本当に難しいことではありますが、
一歩一歩向上するよう、
その姿勢自体をも「やってみせ」てまいります。

こうした気づきや、気概をくださる
塾生さんや保護者の方々が
いらしてくださることに感謝して。

大阪西区・京都桂川の、小学生から始めるプログラミング教室「ITえき塾」
ITえき塾の横長ロゴ(中サイズ)

「プログラミング教室 無料体験講座 お申し込みはこちら!」のバナー